こんにちは、きりんです。久しぶりの投稿になってしまいましたが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
今回は、徳山コーヒーボーイさんの「ケニア キリニャガ キイ」というコーヒーについてレビューしていきます!
徳山コーヒーボーイについて
徳山コーヒーボーイさんは山口県にあるコーヒー専門店です。2025年10月13日時点に公式ホームページで確認したところ、店舗は本社・焙煎工場を除き山口県内に8店舗あるようです。カフェが併設されている店舗もあるので、コーヒー豆を買うついでに一息つくこともできますね。なお、オンラインストアもあるので、山口県在住でない方も気軽に購入することができます。
徳山コーヒーボーイさんの味わいのテーマは、「甘さ」です。なんと60年ほど前から甘いコーヒーを意識して味づくりをしてこられたようです。一般的にはコーヒーは苦いというイメージが定着していると思いますが、そんな中で半世紀以上前からコーヒーの甘さに着目しているのは驚きです。(私自身、コーヒーにハマる前は甘いコーヒーがあるなんて思ってもいませんでした。)
今回、私はオンラインストアで購入しましたが、商品の説明がとても分かりやすかったです。特に、味わいが数値で表現されていたので、初めて購入する方でも好きな味わいのコーヒーを選びやすいと思います。また、コーヒーごとにハンドドリップで美味しく淹れる方法がとても丁寧に解説されており、素晴らしいなと思いました。
「ケニア キリニャガ キイ」はどんな豆?
明るくて甘い
ジューシーな一杯商品名の由来にもなっているキイ川は、流れが速く常にフレッシュな水を供給することができ、コーヒーの風味特性に大きな役割を果たしています。ホットコーヒーではチェリーのような赤い果実のような明るい風味を、アイスコーヒーではビターなオレンジ紅茶を感じるジューシーな口当たりをお楽しみいただけます。
ケニア キリニャガ キイ|徳山コーヒーボーイ
豆のグレードとしては、スペシャルティコーヒーになります。味わいとしては、果実感のある甘酸っぱい味わいのコーヒーのようですね。ホットとアイスで印象が大分違いますが、どちらも美味しそうです。
味わいの数値は5段階で表現されていますが、香り、酸味、甘味は5で、苦味は2、まろやかさは4でした。
また、焙煎度合いはミディアムロースト(浅煎り)です。
なお、記事の執筆時点で終売となっています。
豆の状態
パッケージ

白いパッケージに商品説明のシールが張り付けられたシンプルなデザインです。裏面には内容量や賞味期限が記載されていました。パッケージはチャックが付いており、ガス抜き穴も付いているので、このまま保管することもできます。
焙煎日の記載はありませんでしたが、同時に注文した他のコーヒー豆も賞味期限が同じ日だったので、注文を受けてから焙煎しているのかなと思います。なお、賞味期限は発送日から約6か月でした。
豆の見た目

割れている豆は全くなく、とても綺麗でした。色味のバラつきも少ないように思います。
色付きは控えめで、オイルが出ていないカラッとした印象のため、見た目からも浅煎りに感じました。
香り
甘酸っぱい香りですが、コクというかビターな雰囲気もあります。酸は感じられるものの、とげとげしさはなく柔らかい上品な香りです。オンラインストアではブラッドオレンジのフレーバーと紹介されていましたが、香りからも何となく分かるような気がします。
味わい

浅煎りの豆だったので、92℃のお湯で淹れアイスで飲みました。
(淹れ方は私が普段淹れている方法で行っています。)
香りは、とろりとした蜂蜜のような甘さを強く感じる香りです。ほのかに酸の雰囲気も感じられるため、果実っぽさがありますね。
味は、ジューシーな甘みをメインに感じますね。加えて、軽やかで綺麗な酸味も感じることができます。フルーティなコーヒーでありながら、後味に苦味もあり、飲んでいてコクを感じられるので、思いのほか飲みごたえもしっかりとあります。また、苦味のおかげか、味わいのバランスも良く、多くの方が美味しくいただける味わいになっていると思います。なお、商品紹介に記載されていた「紅茶」はあまり分かりませんでしたが、「ビターなオレンジ」というのは確かに感じることができました。
まとめ
徳山コーヒーボーイさんの「ケニア キリニャガ キイ」を紹介してきました。
果実感を楽しめるフルーティなコーヒーで、とても美味しかったです。苦味とのバランスも良く、多くの方におすすめできるコーヒーです。
コーヒー単体でも美味しくいただけますが、クッキーなどのおやつと一緒にいただくと、上品なお家カフェタイムになるかなと思います。
今回紹介したコーヒーは残念ながら終売となっていますが、徳山コーヒーボーイさんでは定番ブレンドに加え、季節限定ブレンドやストレートコーヒーなどが入れ替わりで販売されています。商品説明から味わいのイメージもしやすいので、気になるコーヒーがないか是非チェックしてくださいね。