こんにちは、きりんです。
今回は、HARIO株式会社さんの「珈琲キャニスター」というコーヒー豆や粉を保管する容器をレビューしていきます。チャック付きの袋で販売されているコーヒーであればそのまま保管できますが、そうでないコーヒーが多いので、1つは持っておきたいアイテムですね。
HARIOとは?
皆さんHARIO株式会社さんはご存知でしょうか。ハンドドリップでコーヒーを淹れたことがある方は、知っている方が多いかなと思います。私自身、ハンドドリップを始めてから、HARIO株式会社さんのことを知りました。
HARIO株式会社さんは、コーヒーや紅茶関連の器具などを作っている会社です。特に、耐熱ガラスに力を入れており、1921年の創業当初から耐熱ガラスの製造等を行っているそうです。100年以上の歴史がある、すごい会社ですね。また、理化学用品(実験で使用するビーカー等)の製造もしていることから、ガラス製造のノウハウがしっかりしていることが分かりますね。(理化学用品は、精度の高さが求められます。)
コーヒー関連の器具については、ドリッパーやサーバー、今回紹介するキャニスターだけでなく、ミルやケトルも製造しています。コーヒーをハンドドリップで淹れるのに必要な道具は、HARIO株式会社さんで恐らく全て揃えることができます。
HARIO株式会社さんの公式サイトは、ガラスへのこだわりや環境への配慮、100年以上ある歴史を見ることができ、とても面白いです。興味のある方は、是非見てみてください。
「珈琲キャニスター」の情報
デザイン
カラーはブラックのみです。サイズは、MとLの2サイズがあります。
蓋はブラックで、入れ物部分は透明の耐熱ガラスが使用されています。シンプルでおしゃれな見た目ですが、コーヒー豆が入っていると可愛らしさを感じますね。
サイズ
M、Lサイズともに直径が約9.9㎝の円筒形です。高さは、Mサイズが約14.2㎝、Lサイズが約19㎝でした。
公式サイトの情報から、容量はコーヒー粉で、Mサイズが200g、Lサイズが300gとのことでした。私が豆を購入する際はほとんど200gですが、Mサイズに入りきらなかったことは一度もありません。焙煎度などで体積の増減はありますが、Mサイズは200gの豆が入ると考えて基本的には問題ないと思います。ちなみに、写真ではMサイズの方に豆を200g入れていますが、まだ余裕がありますね。
300gの豆を購入したことがないため、Lサイズの豆の容量は正直分かりません。ただ、粉と同様に考えて、300g程度は入るのかなと思います。
使い方
使い方はシンプルです。
蓋に付いているツマミが上がっている時は、開いている状態です。(写真左側)その状態の蓋を、ガラスの容器にセットし、ツマミを下ろすと閉じます。(写真右側)
閉じ具合
蓋にはゴム製のパッキンが付いており、閉じている状態で蓋のみを掴んで持ち上げても容器全体を持ち上げることができます。このことから、しっかり密閉できていることが分かります。
使用感
良かったこと
焙煎後の長時間の保管は味の劣化に繋がりますが、このキャニスターはしっかり密閉できるためか、劣化を抑えられていると思います。時間が経ってから飲んでも、香りは弱くなりますが、美味しく飲むことができます。
また、ガラス容器で中身が見えるため、おしゃれな感じがして気分が上がります。残りの量も一目で分かるので、「気づいたら無くなっていた…」というようなことは、今のところ起きていません。
私はこのキャニスターを3つ持っていますが、それぞれに違う豆を入れるため、豆の種類を記載したシールを貼ることで、中身を区別しています。シンプルなデザインのおかげで、シールを貼っても違和感が少ないのも地味に良いと感じています。(本ページに掲載の写真は、シールを外して撮影したものです。)
気になったこと
豆の保管で避けた方が良いこととして、光があります。購入前から気づいていたことですが、ガラス容器のため光を遮ることができません。そのため、このキャニスターで保管する際は、なるべく光が当たらない場所で保管するように意識しています。(光を遮れるキャニスターであっても、光が当たる場所で保管していると温度が上がり豆の劣化が進行するので、どのみち光が当たらない場所で保管したほうが良いです。)
また、洗う時に、蓋のパッキンの隙間にたくさん水が入ります。豆の保管において、水分は豆の劣化を早めてしまうので、しっかり乾かしてから使うよう、注意する必要があります。
まとめ
今回は、HARIO株式会社さんの「珈琲キャニスター」を紹介してきました。
中身の量が確認でき、しっかり密閉もできる実用的なアイテムでした。おすすめできる商品ですので、「キャニスターってどれが良いの?」と迷っている方や「キャニスターがもう1つ欲しいなぁ」と考えている方は、候補の一つとして是非検討してみてください。
豆を保管するだけの容器ですが、密閉できないものを購入してしまうと、味の劣化が早まってしますので、しっかりしたものを選びましょう!
なお、本キャニスターを使用する際は、光や水分に注意してくださいね。