こんにちは、きりんです。
今回は、TIMEMORE(タイムモア)「C2」というコーヒーミルを半年間使ってみて、感じたことをレビューします。

TIMEMORE「C2」のスペック

サイズ

本体のサイズは、ミルの直径が5.1㎝、ハンドルを含まない高さが14.6㎝、ミルの側面からハンドルの端までの長さが10.7㎝、ハンドルを含む重量が456.5gという結果でした。また、1回で引ける豆の量は、約20gです。

コンパクトなサイズ感で、片手で軽く持つことができます。私はハンドルを付けたまま保管していますが、ハンドルを外して保管することもできるので、保管場所には困らないかなと思います。

デザイン

ミルは、細かい四角が並んだデザインにきれいにカットされており、とても美しいです。プリントではなく、金属がカットされている感じです。そのおかげか、触り心地もさらっとしています。

私が購入したのはブラックですが、ミル本体はブラックというよりもグレーですね。ハンドルに、ブラックの部分もあるという感じです。

刃は、円錐形のステンレス刃が採用されています。水洗いはできませんが、切れ味が高く微粉が出にくいタイプです。

付属品

付属品として、掃除用のブラシがついてきます。わざわざ買う必要がないのはうれしいですよね。

また、持ち運びに使える収納用の袋もついてきます。

実際の使用感

豆の計量及び投入

私は、コーヒースケールに粉受け(挽いた後に粉が入る部分)を乗せ、そこに豆を入れて計量しています。写真では20gピッタリとなるように計量していますが、実際は挽いた際にミル内に残ってしまう分があるため、0.1~0.3g程度多く計量しています。

必要な量を入れたら、そのままミルに投入しています。サイズが同じため、豆が落ちづらく入れやすいです。

豆を入れた後のミルです。写真では20g入れていますが、少し余裕があります。豆の種類によって変わりますが、20gより多く入る豆もあるといった感じです。

なお、直接ミルに豆を入れてしまうと、入れすぎた際に豆が回収しづらくなってしまうため、このようにしています。

挽き目調節

粉受けを外した状態のミルの底に、挽き目を調節する箇所があります。ダイヤルを回して調節するのですが、回すたびにカチッ、カチッ、としたクリック感があるため、どのくらい回したのかをしっかり確認できます。また、丸のサイズでどっちに回すと粗く又は細くなるのかが分かりやすく印字されているため、直感的に使うことができます。

付属のマニュアルによると、目安は以下のとおりです。
・エスプレッソ  → 10~14クリック
・ハンドドリップ  → 18~24クリック
・フレンチプレス → 25~27クリック

なお、私がハンドドリップで淹れる際は、基本24クリックで挽いています。

挽き心地

切れ味の良いステンレス刃が採用されているため、サクサクと回すことができ、とても心地良いです。一方で、浅煎りの豆だと少し引っかかるような感じもありましたが、特に問題はありませんでした。

また、ミルの側面が少しでこぼこしたデザインのためか、滑りにくいのもとてもよかったです。妻も普通に回せていたので、女性でも使いやすいと思います。

半年間、ほぼ毎日このミルでコーヒーを淹れて飲んでいましたが、とても美味しいです。香りも良く淹れることができるので、文句なしですね。

お手入れ

毎回のお手入れとして、粉受けと挽き目調節ダイヤル、豆の投入口付近に付着した粉を落としています。また、個人的にではありますが、追加でエアダスターを使い、豆の投入口から風を送って粉を落とすようにしています。

参考までに、エアダスターは100均に売っていたものを使用しています。

なお、水洗いはできませんので、注意してください。

まとめ

TIMEMORE「C2」の使用感を紹介してきましたが、最後にメリット・デメリットを簡単にまとめたいと思います。

メリット

・スタイリッシュで美しいデザイン
・挽き目の調節がしやすく、挽き心地が良い(挽きやすい)
・お手入れがしやすい
・美味しいコーヒーが飲める

デメリット

・水洗いができない

ほぼデメリットがないまとめになってしまいましたw
半年間使ってきましたが、不満が全くなかったことに改めて気づきました。

コスパが高く、とても良いコーヒーミルなので、新しいミルを検討している方だけでなく、ハンドドリップ初心者の方にもおすすめです!