こんにちは、きりんです。
今回は、猿田彦珈琲さんの「恵比寿シティ」というブレンドを飲んだので、レビューしていきます!

猿田彦珈琲について

猿田彦珈琲さんは、東京都の恵比寿に本店があるスペシャルティコーヒー専門店です。2025年6月16日時点で、関東を中心に26店舗お店があります。関東以外では、大阪や名古屋などに出店しているようです。お店によってはコーヒー豆の販売だけでなく、ドリンクやフードも販売しています。なお、オンラインショップもあり、コーヒー豆や飲料、コーヒー器具などが販売されているので、興味はあるけど近くにお店がない方でも注文できますね。

\公式サイトはこちら/猿田彦珈琲

猿田彦珈琲さんは、コーヒーの生豆の調達から焙煎、抽出までをすべて自社で行っています。個人的にコーヒー屋さんが焙煎や抽出に力を入れているイメージはありましたが、産地と直接取引して生豆を調達するのはすごいと感じました。また生豆の調達においては、「おいしさ」だけでなく「サスティナブル」の観点も重要視しているようです。美味しいコーヒーを飲むには豆の品質も大事なので、生産者のことも考えた取引はとても重要ですよね。

私はオンラインショップで購入しましたが、その際に商品の説明が参考になると感じました。お店で購入する場合は、店員さんに質問しながら飲みたいコーヒーを探すことができますが、オンラインショップではそうはいきません。しかし、猿田彦珈琲さんの商品ページでは酸味や苦味、ボディ感がグラフで示されているのに加え、フレーバーも熱い時、冷めた時でそれぞれ説明されていました。自分の気になるコーヒーを探しやすいので、嬉しい工夫だなと思いました。

「恵比寿シティ」はどんな豆?

ブレンドコンセプト

デトロイトの観客がまばらな映画館で、冴えない男がポツンと映画を観ていると、つまずいてポップコーンをばら撒く女性と出会いました。
不釣り合いな2人がその次に向かうのは、男がいつも行くダイナーのチェリーパイとコーヒー。
映画話に花を咲かせる2人のコーヒーが、恵比寿シティだったら理想です。

– フレーバー

熱いときのフレーバー
CARAMEL
WINEY

冷めたときのフレーバー
こっくりとした濃厚なキャラメルが深みと甘さを増し ミディアムボディのワインを思わせるふくよかさと香りが一層広がりを感じさせてくれます。

恵比寿シティ|猿田彦珈琲

「猿田彦フレンチ」の時と同様に面白いブレンドコンセプトですね。この説明からは、甘酸っぱいおやつとの相性が良く、苦いけど甘いコーヒーという印象を受けました。

熱い時はこってりとした甘みや芳醇な香りが楽しめる味わいという感じでしょうか。冷めてくると、甘みや香りが一層増してくるようなので、ゆっくりと長い時間美味しいコーヒーを楽しめますね。

オンラインショップで商品説明のグラフを見ると、酸味と苦味はちょうど中間で、ボディ感も軽すぎず重すぎずという表示でした。バランスの取れた一杯になっていそうです。

なお、焙煎度合いは中深煎りです。

豆の状態

パッケージ

水色を基調にシルバーのラインが入った高級感のあるパッケージです。中央に商品名とおしゃれな絵が描かれたシールが貼られています。シールの形が以前レビューした「猿田彦フレンチ」と異なっており、細かいところまでこだわっているなぁと感じました。パッケージはチャックが付いており、ガス抜き穴も付いているので、このまま保管することもできますね。

裏面には生豆生産国名や賞味期限などが記載されていました。生豆の生産国は、「エチオピア、ニカラグア、他」と記載されていました。また賞味期限は到着してから約3か月(2か月と20日程度)ありました。焙煎日がいつかは分かりませんでしたが、同時に購入した他の商品の賞味期限も約3か月だったので、焙煎日から3か月後を賞味期限にしているのかなと思いました。

今回は、<〇月〇日から順次発送>というコーヒー豆を一緒に購入したところ、その翌日に発送されました。予定よりも一日遅くなりましたが、個人的にはスムーズだったと思います。(おそらく、人気でたくさん注文が入っていたのかなと思いました。)

豆の見た目

割れている豆は少しありましたが、全体としてはとても綺麗でした。ブレンドのためか、色のバラつきはちょっとあるように感じました。

色付きは適度に付いており、オイルはしっかり出ているので、深煎りよりの中煎りかなというように感じました。

香り

爽やかな酸を楽しめる香りです。ほのかに甘さもあるので、果物っぽい感じがします。

味わい

88℃のお湯で淹れアイスで飲みました。(温度変化による味の違いを楽しもうかと思いましたが、暑さに負けました。)

香りは、優しい甘さを楽しめる香りです。豆の時に感じた酸の感じはほとんどわからなくなりました。

飲んでみると、柔らかな甘みを感じますね。アイスで淹れているためかもしれませんが、濃厚なキャラメルのような甘みという印象はそこまでないと感じました。最初に酸味を、あとで苦味を感じますが、どちらも控えめで飲みやすいです。後味として赤ワインを感じられる余韻がありますね。また、何の果物か分かりませんが果実感も楽しめると思います。

バランスが取れた味わいで飲みやすいため、どんなおやつとも相性が良さそうです。チェリーパイのような甘酸っぱいおやつとも相性が良いと思うので、是非合わせていただいてみたいですね。

まとめ

猿田彦珈琲さんの「恵比寿シティ」を紹介してきました。
甘みが主体のバランスの取れた一杯で、赤ワインの余韻や果実感も楽しめる、とても美味しいコーヒーです。今回はアイスコーヒーを楽しんだので、次はホットでも飲んでみたいと思います。

酸味、苦味の主張が控えめで味わいのバランスも良いため、多くの人が飲みやすいコーヒーだと思います。パッケージもおしゃれなので、家にお客さんが来た時に振る舞うのも良いですね。

今回紹介したのは猿田彦珈琲さんの定番ブレンドの一つですが、他に期間限定ブレンドや季節限定のブレンドがあります。スペシャルティコーヒー専門店で色々なブレンドを楽しむことができるのも珍しいので、気になるブレンドがないか是非オンラインショップをチェックしてくださいね。