こんにちは、きりんです。
今回は、やなか珈琲店さんの「モカマタルショコラータ」を飲んだので、レビューしていきます!

やなか珈琲店について

やなか珈琲店さんは、東京都を中心にお店を展開しているコーヒー屋さんです。店舗によってはコーヒー豆の販売だけでなく、ドリンクの販売もしているようです。また、オンラインショップもあり、コーヒー豆やドリップバッグの他にオリジナルのステンレスボトル等の販売もあります。

\公式サイトはこちら/やなか珈琲店

私はオンラインショップで購入しましたが、100g単位で購入量を選択でき、焙煎度合いや豆の挽き目(豆のままも選択可能)も細かく選択することができ、とても良かったです。(生豆での購入もできます。)

店舗で購入したことはありませんが、公式サイトで店舗での購入方法が紹介されているので、初めての方でも安心ですね。

やなか珈琲店さんは、コーヒー豆の鮮度を重視しており、注文ごとに焙煎を行っているようです。これは、店舗、オンラインショップともに同様です。コーヒー豆の焙煎日が分からないお店もありますが、やなか珈琲店さんであれば、フレッシュなコーヒーを楽しむことができます。

公式サイトを見ていて分かりやすいと感じたのが、焙煎度合いや地域別の味わいの説明です。私は、初めてコーヒー豆を購入した時に、「○○(国名)の豆です。」と言われても、何もイメージが湧かなかった記憶があります。(今でもまだまだ初心者ですが、、、)そういった方にとっても分かりやすいように味の特徴が記載されているので、気になるコーヒー豆を選ぶ際の参考になります。

「モカマタルショコラータ」はどんな豆?

「モカマタルショコラータ」は、中東にあるイエメンのコーヒーです。

ちなみに、このコーヒーの名前にも付けられている、コーヒーのブランドとして有名な「モカ」。皆さんは、この「モカ」の由来を知っていますか?

実はイエメンのモカ港が由来らしいですね。この港から多くコーヒーが輸出されており、そこでこの名前が付けられたようです。(私は初めて知りました。)

味の特徴
芳醇な香。フルティーなモカフレーバー 冷めてくるとチョコレートを思わせる心地よい後味
アラブで唯一のコーヒー。2,000mを超える険しい山岳地帯。伝統的な自然に近い栽培環境。

Mocha Mattar Cioccolata / Yemen|やなか珈琲店

「芳醇な香」ということで、どんな香りか楽しみですね。また、私はフルーティなコーヒーが好きなので、味わいについてもとても楽しみです。冷めてきた時の後味も注目して飲んでみたいと思います。

本コーヒーはスペシャルティコーヒーに分類される豆で、公式サイトには豆の品種や精製方法(ナチュラル)、標高などが記載されていました。また、ここでは紹介しませんが、産地情報も詳しく記載されており、勉強になりました。

公式サイトでは、酸味が「3」、苦味が「-」と記載されています。フルーティで酸味が強い味わいという感じでしょうか。

なお、おすすめの焙煎度合いは「ダークロースト」とのことです。

豆の状態

パッケージ

中央にロゴの入ったシンプルな紙製のパッケージです。袋の口は、折り曲げて止めてありました。このまま保管するのはおすすめできないので、到着したら密閉できる容器に移した方が良いですね。

パッケージの後ろに豆の種類や焙煎度合い、挽き目、容量が記載されていました。一方で、焙煎日の記載はありませんでした。注文を受けてから焙煎するということと、発送日の6か月後が賞味期限となっていたため、発送日に焙煎された可能性が高いかなと思います。

なお、オンラインショップでの注文の翌日に発送されたので、とてもスムーズに受け取ることができました。

豆の見た目

変形した豆は一部ありましたが、割れている豆は全然なかったので良かったです。なお、色付きの悪い豆が少し多いかなという印象は受けました。

焙煎度合いは、おすすめされていた「ダークロースト」を注文しました。色付きは薄目でオイルも少なく感じたので、中煎りの中でも浅煎り寄りな感じでしょうか。(焙煎については詳しくありませんが、浅煎りに近づくと色付きがばらつきやすいのでしょうか。)

香り

チェリーっぽさのある甘酸っぱい香りがしますね。また、少しワインのような香りも感じます。全体の印象としては、フルーティな感じが強く、とても良い香りです。

味わい

少し浅煎り目に感じたため、今回は90℃のお湯で淹れ、ホットで飲んでみました。

まろやかな甘みの中に、爽やかな酸味を感じる味わいですね。公式サイトの説明から酸味が強いのかと思いましたが、そこまで強くなく、むしろ控えめに感じました。フルーツ感がしっかりあるので、上品なフルーツジュースのようにも感じ、とても美味しいです。

冷めてくると大きく印象が変わり、酸味が強く、甘みが弱めに感じました。淹れたばかりの時の甘みが「3」、酸味が「1」だとすると、冷めてきた時は甘みが「2」、酸味が「3」という感じです。(酸味が苦手な方は、温かいうちに飲んだ方が良いですね。)後味のチョコレートっぽさは分かりませんでしたが、綺麗な酸味が残るので、冷めても美味しくいただけました。

香りは、落ち着いた甘さをベースに、ほのかな酸を感じる香りでした。豆のときと比べ、酸が柔らかくなり、ワインっぽい感じはしなくなりました。

コーヒー単体でもとても美味しく、ゴクゴク飲むことができました。フルーティなコーヒーですが、クッキーなどのおやつとの相性も良いと思うので、次に飲むときは何かお供を用意したいです。

まとめ

やなか珈琲店さんの「モカマタルショコラータ」を紹介してきました。
上品なフルーツジュースのような味わいで、とても美味しいコーヒーでした。また、冷めてくると味わいが変化するので、ゆっくり飲みながら変化を楽しむこともできるコーヒーです。

私はフルーティなコーヒーが好きなので、とても美味しくいただけました。そのため、フルーティなコーヒーを探している方には是非飲んでいただきたいです。また、温かいうちに飲むのであれば、酸味が苦手な方にもおすすめです。

なお、上述した通り、やなか珈琲店さんはコーヒー豆の鮮度を重視しており、「豆の状態だと2週間で風味が落ちてしまう」と公式サイトに記載されています。今回紹介したコーヒー豆は、私の飲むペースが遅かったため焙煎から約1か月経過してしまいました。美味しくいただくことはできましたが、焙煎から2週間以内だとさらに風味が良かったかもしれません。また注文する機会があれば、その点も注意して飲んでみたいと思います。