こんにちは、きりんです。
今回は、やなか珈琲店さんの「ムズズ ヒルズ」を飲んだので、レビューしていきます!

やなか珈琲店について

やなか珈琲店さんは、東京都を中心にお店を展開しているコーヒー屋さんです。店舗によってはコーヒー豆の販売だけでなく、ドリンクの販売もしているようです。また、オンラインショップもあり、コーヒー豆やドリップバッグの他にオリジナルのステンレスボトル等の販売もあります。

\公式サイトはこちら/やなか珈琲店

私はオンラインショップで購入しましたが、100g単位で購入量を選択でき、焙煎度合いや豆の挽き目(豆のままも選択可能)も細かく選択することができ、とても良かったです。(生豆での購入もできます。)

店舗で購入したことはありませんが、公式サイトで店舗での購入方法が紹介されているので、初めての方でも安心ですね。

やなか珈琲店さんは、コーヒー豆の鮮度を重視しており、注文ごとに焙煎を行っているようです。これは、店舗、オンラインショップともに同様です。コーヒー豆の焙煎日が分からないお店もありますが、やなか珈琲店さんであれば、フレッシュなコーヒーを楽しむことができます。

公式サイトを見ていて分かりやすいと感じたのが、焙煎度合いや地域別の味わいの説明です。私は、初めてコーヒー豆を購入した時に、「○○(国名)の豆です。」と言われても、何もイメージが湧かなかった記憶があります。(今でもまだまだ初心者ですが、、、)そういった方にとっても分かりやすいように味の特徴が記載されているので、気になるコーヒー豆を選ぶ際の参考になります。

「ムズズ ヒルズ」はどんな豆?

「ムズズ ヒルズ」は、マラウィのコーヒーです!

(・・・まらうぃ?)

いや、普通に説明されても、「マラウィってどこ?」と思われた方が多いのではないでしょうか。実は、私もマラウィという国を初めて知ったので、少し調べてみました。

マラウィはアフリカの南部に位置する国で、農業が主な産業のようです。国土のほとんどが標高の高い高原のため、コーヒーの栽培に向いている土地らしいのですが、コーヒーの生産量は少ないとのこと。(標高の高さで、コーヒーの格付けをする国もあるほど、コーヒーの栽培において標高は重要なようです。)

味の特徴
ミントの様な香り。チョコレートの様な甘みと重厚なボディ。長い余韻。
タンザニアに近い平均高度1,700m を超える栽培環境に恵まれた産地。

Mzuzu Hills / MALAWI|やなか珈琲店

コーヒーなのにミントの香りというのが、なんとも気になりますね。それでいて、チョコレートの様な甘みもあるということで、どんな味わいなのか興味が尽きません。

スペシャルティコーヒーに分類されるコーヒーのようで、公式サイトに農園名や精製方法、標高が記載されていました。標高は1200m~2000mと、とても高いです。また、ここでは紹介しませんが、公式サイトで産地情報も詳しく記載されており、勉強になりました。

公式サイトでは、酸味、苦味ともに「2」と記載されており、酸味がありつつもバランスの取れた味わいなのかなと思いました。

なお、おすすめの焙煎度合いは「シティロースト」とのことです。

豆の状態

パッケージ

中央にロゴの入ったシンプルな紙製のパッケージです。袋の口は、折り曲げて止めてありました。このまま保管するのはおすすめできないので、到着したら密閉できる容器に移した方が良いですね。

パッケージの後ろに豆の種類や焙煎度合い、挽き目、容量が記載されていました。一方で、焙煎日の記載はありませんでした。注文を受けてから焙煎するということと、発送日の6か月後が賞味期限となっていたため、発送日に焙煎された可能性が高いかなと思います。

なお、オンラインショップでの注文の翌日に発送されたので、とてもスムーズに受け取ることができました。

豆の見た目

色付きの悪い豆や変形した豆がわずかにありましたが、大半はすごくきれいでとても良かったです。以前、やなか珈琲店さんの「やなか珈琲店オリジナルブレンド」をレビューした際は、割れた豆もありましたが、この豆には全然含まれていませんでした。(理由は分かりませんが、スペシャルティコーヒーだからでしょうか?)

焙煎度合いは、おすすめされていた「シティロースト」を注文しました。色付きやオイルの出方も適度で、中煎りという感じですね。

香り

爽やかな酸と優しい甘さを感じる香りがします。レモンのようにきつい酸や、オレンジのような濃いめの甘さを感じるわけではないので、柑橘系とも異なる香りだと思います。正直、私の嗅覚ではミントの様な香りは良く分かりませんでしたが、爽やかな良い香りです。

味わい

今回は88℃のお湯で淹れ、ホットで飲んでみました。

キラキラした印象の酸味をメインに感じつつ、優しい甘みのある味わいでした。甘みは、優しいけど濃厚な感じで、確かにチョコレートっぽさがあると思いました。酸味と甘みを強く感じるためか、ほとんど苦味は感じませんでした。酸味が口に残ることがありますが、口に残っても嫌な感じは全くなく、シュワシュワした綺麗な酸味を感じました。酸味と甘みのバランスが取れたフルーティな味わいで、華やかな気分になれるコーヒーでした。

コーヒーを淹れた際の香りは、柔らかな酸と甘さを感じる香りでした。豆のときに比べ、酸が柔らかくなったように感じました。ただ、ミントの香りは分かりませんでした。(私の嗅覚の弱さが出ています(´;ω;`))

おやつのお供がない、コーヒー単体でもとても美味しく飲むことができました。苦味はあまり感じなかったので、甘さ控えめのおやつをお供に選ぶと相性が良いかなと思いました。

まとめ

やなか珈琲店さんの「ムズズ ヒルズ」を紹介してきました。
フルーティで、飲むと華やかな気分になれるとても美味しいコーヒーでした。酸味がとがっているわけではなく、甘みとのバランスが良いので、フルーティなコーヒーの中でも飲みやすいコーヒーだと思います。

フルーティな味わいが好きな方だけでなく、「フルーティなコーヒーを飲んでみたいけど、酸味が強すぎるのは苦手なんだよね~」という方にもおすすめです!

なお、上述した通り、やなか珈琲店さんはコーヒー豆の鮮度を重視しており、「豆の状態だと2週間で風味が落ちてしまう」と公式サイトに記載されています。今回紹介したコーヒー豆は、私の飲むペースが遅かったため焙煎から約1か月経過してしまいました。美味しくいただくことはできましたが、焙煎から2週間以内だとさらに風味が良かったかもしれません。また注文する機会があれば、その点も注意して飲んでみたいと思います。